ホワイト国除外とGSOMIA破棄


どうも。

 

本日、日本政府は輸出管理で優遇措置の対象としている「ホワイト国」から韓国を除外した。

今のところ、為替も株価も大きくは動いていないようだ。

輸出管理強化については、少なくとも今すぐ韓国経済がどうこうなる問題でもないし(そのうちボディーブローのように効いてくるだろうが)、まあ今は静観でよろしかろう。

 

問題は韓国が対抗措置として打ち出した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄のほうだ。

 

これ、もはや日韓の関係を超えて、米韓の問題に飛び火してしまっている。

 

おれが知る限り、日本でGSOMIAに関して直接的に言及した政府要人はいないんじゃないか?

記者に問われても、原則論しかコメントしてない気がする。

 

そりゃそうだ。

 

日本政府は韓国を「戦略的放置」している。

この問題の根っこはあくまでも日韓基本条約・日韓請求権協定の遵守が原則で、あってもなくても大して変わらないGSOMIAなんか交渉の材料にもなっていないのだ。

 

それに反して、アメリカ側の反響は大きい。

G7の晩餐会でトランプ大統領が文在寅を批判したとかいうオフレコ情報や得体のしれない「米政府高官」の発言は話半分においといても、国防総省・ポンペオ国務長官・オータガス国務省報道官・エンゲル下院外交委員長・マッコール下院外交委幹事など多くの要人が、強い言葉で懸念や失望を表明している。

 

アメリカからすれば、東アジア地域での米軍の負担が増えることになるし、日米韓で中国封じ込めを狙っていたシナリオも崩れるしで、まさに「アイタタタ…」なわけである。

 

しかも悪いことに下手に仲裁に乗り出すと日韓の歴史認識問題に巻き込まれることになり、アメリカとしてもうかつに口を挟めない。

 

だからアメリカはイライラしてる。

 

日本の言い分は、韓国が第三国に戦略物資を横流ししていたから(当然アメリカもこれを知っている)、輸出管理を強化したのであって、それに対し韓国が「勝手に」逆切れしてGSOMIAを破棄したことは問題解決への議論の俎上にものぼらない。

 

それに対し韓国(文政権下)は、THAAD配備では中国に媚びを売り、北朝鮮には融和をとなえ、「人道」の名の下に支援を行い、その裏では戦略物資を横流ししていたという、アメリカの神経を逆なでることばかりしてきた。

 

実際、アメリカ国内では「日米韓」の安全保障体制をあきらめ、「日米豪印」で同盟を組もうという構想もあるようだ。

その場合米韓同盟は単なる二国間同盟として残るのか破棄されるのかは分からない。

 

今韓国は、日米からは「あっち側(中朝露)」の国だと見做されつつあるし、その中朝露陣営からも「お前イラネー」って言われてる可哀そうな国なんである。

 

ではまた。

 


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