どうも。
元小説家の百田尚樹氏がこのような「予言」を出した。
自慢するわけじゃないが、先週、私は「虎ノ門ニュース」で、韓国のGSOMIA破棄の可能性は高いと予言した。
おそらくもう一つの予言、北朝鮮への経済協力も実行するだろう。
で、最後の予言、韓国はアメリカの制裁を受けて中国に助けを求め、中国指導の元で北に飲み込まれるという予言も的中するだろう。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 23, 2019
「GSOMIA破棄」については予言通り。おめでとうございます。
次。「北朝鮮への経済協力も実行するだろう」⇒これ、だろうも何も、もう実行してるんじゃないの?と個人的には思う。
最後。「韓国はアメリカの制裁を受けて中国に助けを求め、中国指導の元で北に飲み込まれる」⇒これについてはちょっとどうだろう?と思う。
韓国は(少なくとも文政権は)たしかに「南北統一」を掲げている。
しかし「統一」というのはどちらかがどちらかの政治システムに併合されるか、対等の条件で全く新しい国をイチから作るしかない。
前者のモデルケースはドイツだ。後者のケースは今のところ思い浮かばない。
北朝鮮は、アメリカに余程ボコボコにされない限り、いまの金王朝の利権は手放さないだろう。
同様に、韓国も今の発達した自由主義経済を手放す気もないだろう。
であれば、今の北朝鮮と韓国が「統一」する場合、どこに落としどころをつける?
金王朝を存続しながら南北でくっついて自由主義経済に移行するしかない。
しかも、その「統一朝鮮」が国際的に存続するには、金一族を政治とは切り離した存在(つまり日本やイギリスのような)にする必要がある。
それも、金一族が納得した上での話だ。
彼らには、それに反抗するだけの武力がまだ残っているのだ。
おわかりだろうか?
仮に南北統一が果たされたとして、文政権と金正恩が両立することはあり得ないのだ。
どちらかがどちらかに首を垂れるしかない。
もちろん百田氏の言う通り、「中国指導の元で」やるなら活路はあるかもしれない。
そう、あの国お得意の「一国二制度」だ。
まあその一国二制度も、香港すら御しえないようじゃあ朝鮮半島など無理だろうとは思うがね。
ではまた。