どうも。
前回spleeterを無事インストールできたわけだが、補足がある。
Python3.8の環境に3.7を入れたのは覚えてるかな?
こういうコマンド。
conda create -yn opencvtest python=3.7
source activate opencvtest
conda install -y -c conda-forge opencv
これは「3.8環境の中に”opencvtest”という仮想環境を作り、その中に3.7をインストールしましたよ」という意味。
つまりAnaconda Promptを閉じてまた起動すると、3.8の環境で立ち上がるわけさ。
おれここを理解してなくて、入れた翌日大いに悩んだわ。
で、3.7の仮想環境に入りなおすにはこうするわけ。
まず仮想環境を確認。
(base) C:\Users\hogehoge\spleeter>conda env list
#conda environments:
#
base *C:\ProgramData\Miniconda3
opencvtest C:\Users\hogehoge.conda\envs\opencvtest
spleeter-cpu.yaml C:\Users\hogehoge.conda\envs\spleeter-cpu.yaml
こんな風にリストが出る。
「*」が付いてるのが今の環境(3.8)ね。
仮想環境”opencvtest”(3.7)に切り替えたければ、こうする。
conda activate opencvtest
(opencvtest) C:\Users\hogehoge\spleeter>
するとこんな感じに切り替わる。
先頭が(opencvtest)になってるでしょ?
なんで”opencvtest”なのかって?
他人のコマンドパクってきたからやろがい!
これでまたspleeterが使えるぞ。
で、昨日の続き。
今回はspleeterを実行するときにオプションを付けてやる。
spleeter separate -m -i hogehoge.mp3 -p spleeter:5stems -o output
”-m”オプションをつけてみた。
これは「マルチチャネルウィナーフィルタを使いますよ」って意味だ。
マルチチャネルウィナーフィルタって何だって?
そりゃお前、マルチチャネルでウィナーなフィルタってことだろ。
まあ確かにこのオプション付けるとシャリシャリ感が多少改善されたかな…って気はする。
でもなんかイマイチだ。
そこで抽出したボーカルファイルをもう1回食わせることにした。
今度は2stemsで十分だろう。
お、マシになった。もう1回…。
計5回食わせた結果、なんとかなるレベルになった。
このぐらいならコーラスやリバーブで誤魔化せそうだ。
そんなわけでこのspleeter、活躍の場は多そうだ。
ただ抽出実行するたびgzファイル落としてきてんだよな。
オフラインじゃ作業できんのかねえ?*
ではまた。
~・~・~・~・~・
*:やったらできた。初回はたぶんつながってないと無理かも…