ヘビやカエルがいた山


どうも。

うちのマンションは結構大規模なマンションで、敷地内に公園とかあったりする。
それも、人工的な山を造ったりと、案外本格的な公園だ。
で、マンションの子供たちはそこを駆けずり回って遊んでいる。
あと、ぐにゃぐにゃしたスケボー(わかる?)とかで敷地内を遊んでたり。
それはそれで、都会の子供に比べて恵まれてると言えるが、何となく違和感もある。

おれの実家は山の頂上近くにあった。
それで頂上を背にしていたのだが、その頂上(おれたちは「山」と呼んでいた)があって、四六時中そこで遊んでいた。
その山は緩い斜面の崖があってそこから飛び降りたり、意味もなく人が入るぐらいの穴を掘ったり、そんなことをしていた。
あと、クワガタやカブトムシ、ヘビやヤマガエル、なんでここにいるのかわからないカニなどを取ったりした。
ちょっと山を下ると小さな清流があり、オタマジャクシやメダカやサワガニやイモリなどを捕まえていた。

前にも触れたが、おれは叔母から虐待を受けていたが、そういう方面には寛容で、泥だらけになろうがヘビを持って帰ろうがそれが理由で怒られることはなかった。

しかし、ウチのマンションは設備はしっかりしているが、当然そういった野生動物はいない。
唯一いるのはセミぐらいで、この夏、セミが交尾をしている場面に遭遇して、おれはずーっと眺めていたが、それを気に払う子供はいなかった。

また夏になると、ごみ捨て場にゴキブリやネズミが出て来るのだが、その中にヤモリがいたりする。
おれなんか「すげーヤモリだ」とか興奮するのだが、ここの子供たちはそれに気を払わない。

要するに、おれと今の子供たちは価値観が根本的に違うのである。
只の野生と人の造った公園で雲泥の差がある。

うちのマンションの子供も、どろ巡(おれらはそう呼んでいた。泥棒と警察に分かれるアレである)とか、かくれんぼとか、元気に遊んでいるのだが、ワイルドさが足りない。
マンションから路地1本隔てて小川が流れているのだが、そこに入っていく子供もいない。
ただ、人の造った施設内で遊んでいるだけである。

まあ時代の差つっちゃそれまでなんだけど、彼らは野生動物に触れあう機会が圧倒的に少ない。
厳密にいえば、さっきのヤモリやセミや小川の中の小動物などいるのだが、親に言われてるのかなんか知らないが、そういったものに一切興味を払わない。

別に昔はよかったとか今の子供は~とか言う気はないが、こういう育ち方をして大人になったガキに喧嘩で負ける気がしない。
てゆうかこうゆう奴らほどサクッと人を刺しちゃうんだろうな~と恐怖すら覚える。

まあそういうことだよ。ではまた。

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